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アッバス・キアロスタミ監督の外務大臣表彰受賞

平成24年外務大臣表彰
アッバス・キアロスタミ監督の外務大臣表彰受賞

平成24年12月10日
在イラン日本大使館

1.平成24年7月12日,日本国外務省は,アッバス・キアロスタミ監督(Mr. Abbas KIAROSTAMI)に対し,その映画をはじめとする芸術活動を通じた,日本とイランとの相互理解の促進,日本の映画水準の向上,イランおよび世界における日本の文化および価値観の拡大への貢献を賞し,平成24年外務大臣表彰を授与することを決定しました。同表彰状及び副賞は,平成24年8月30日,駒野欽一前大使より,キアロスタミ監督へ授与されました。(写真)

2.外務大臣表彰は,多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し,我が国と諸外国の友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で,特に顕著な功績のあった個人および団体について,その功績を称えるとともに,その活動に対するいっそうの理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。平成24年には,全世界で個人62名,18団体が受賞しました。

3.現在我が国では、アッバス・キアロスタミ監督が日本で撮影し、2012年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作となった最新の映画作品「ライク・サムワン・イン・ラブ」が公開されており、好評を博しています。在イラン日本大使館としては,今後も,イランと日本との友好関係促進に向けて,アッバス・キアロスタミ監督がますますご活躍されることを祈念しております。
(了)