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在イラン日本国大使館 平成28年(2016年)11月3日 ネマト・ハサニ氏の旭日小綬章授与 日本政府は,平成28年11月3日(日本時間),96名の外国人への叙勲授与を決定しました。 その中で,イラン国民であるネマト・ハサニ・シャヒード・ベヘシュティ大学土木工学学部長(Dr. Nemat Hassani)が旭日小綬章(きょくじつしょうじゅしょう)を受賞しました。 同氏は、日本・イラン合同研究プロジェクト実施を通じた日本・イラン研究交流及び企業間協力の拡大、日本における地震工学研究の発展、イランにおける対日理解の促進に多大な貢献がありました。 ネマト・ハサニ氏は、昭和34年(1959年)にテヘランに生まれ、平成6年に日本政府の国費留学生として日本へ留学しました。神戸大学博士課程在籍中の平成7年(1995年)に阪神淡路大震災が発生するも神戸にとどまることを決意し、平成9年(1997年)に神戸大学土木工学博士号を取得しました。その後は一旦イランへ帰国するも、神戸大学の招聘により再び日本に戻り、同大学で助教授として教鞭を執り、その間に防災管理に関する日・イランワークショップの開催や日本企業とイラン人専門家の共同研究プロジェクトの推進など、様々な日・イラン合同プロジェクトを実施し、研究交流を発展させました。 さらに、文部科学省帰国留学生同窓会会長として同氏はイランの様々な政府機関や大学等で日本の教育モデルを用いた発展に関する講演や会議を数々行ってきました。日本が経済発展した理由として日本の文化に着目し、同氏は日本の発展の源について研究を行い、平成23年(2011年)に「日本はいかにして日本に発展したか」というタイトルの本をペルシャ語で出版するに至りました。 在イラン日本大使館は、イランと日本との友好関係増進を含め、今後もネマト・ハサニ氏が様々な分野でますますご活躍されることを祈念しております。
(参考)日本の勲章には以下のようなものがあります。 |