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平成24年度(2012年)第2回日本語能力試験の実施

12月2日、テヘラン大学にて、イランで初めてとなる日本語能力試験が実施されました。日本語能力試験は、日本語を母語としない人を対象に日本語能力を測定し、認定するための試験で、中東ではこれまでカイロとアンカラの二都市で実施されてきました。イランの日本語学習者の皆さんの中には、これまで、受験のためアンカラまで足を運んでいた人もいましたが、今年度からその必要がなくなり、テヘランで受験することができるようになりました。試験当日は朝早くから約70名の受験者が会場に集まり、N1からN5(注)までの各自の日本語能力に合わせ受験、真剣に試験に臨んでいました。
 今回の試験結果は、来年3月上旬に受験者全員宛てに合否結果通知書が発送され、合格者には各レベルの日本語能力認定書も送付されます。この認定書には、レベルに応じ学校での単位・卒業資格認定など、さまざまなメリットがあります。
 次回のテヘランでの実施は、2013年12月1日の予定です。日本語学習者の皆さんにとっては、これまでの学習の成果を試す良い機会ですので、ぜひ受験してください。
 日本語能力試験の詳細については、公式ウェブサイト(www.jlpt.jp)をご参照ください。
(注) (各レベルの認定の目安は以下の通りです。N1:幅広い場面で使われる日本語を理解することができる、N2:日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができる、N3:日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる、N4:基本的な日本語を理解することができる、N5:基本的な日本語をある程度理解することができる)

受付をする受験者

試験会場(N4レベル)

試験会場(N3レベル)

試験会場(N1レベル)