作家 シーリーン・ネザーム=マーフィー女史の講演会開催

平成29年9月4日

講演参加者からの質問に答えるネザーム=マーフィー女史
 
  平成29年8月31日(木),在イラン日本国大使館において,作家であるシーリーン・ネザーム=マーフィー女史の講演会を開催いたしました。シーリーン・ネザーム=マーフィー女史は,神戸大学工学部卒業後,神戸大学大学院自然科学研究科修士課程に進学し,情報知能工学の研究を修了。旧松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)に入社し,パナソニックドバイ支社を経て,現在はマイクロソフト・ドバイ支社に勤務するシステムエンジニアでありながら,平成21年文學会新人賞受賞,第141回及び第143回芥川賞候補になった作家でもあります。文學界新人賞の受賞は,日本語を母国語としない作家としては2人目,非漢字圏出身者としては初めてとなり,大きな話題となりました。   
  講演会冒頭,小林大使からネザーム=マーフィー女史に対し,講演会開催への尽力に対する謝辞が述べられました。講演会には,日本の企業関係者,在留邦人,教育関係者及び報道関係者他多数が参加し,ネザーム=マーフィー女史の彩り豊かな日本での経験,日本に対する思い等興味深い講演に熱心に耳を傾けていました。
  講演会の終わりには,ネザーム=マーフィー女史に対し,参加者からいくつかの質問が寄せられ,大盛況となりました。
  今回の講演会開催にあたり,ご多忙の中遠路はるばるお越し下さいましたシーリーン・ネザーム=マーフィー女史並びにご来館いただいた皆様に感謝申し上げます。
小林大使からの挨拶
パワーポイントを駆使して講演するネザーム=マーフィー女史