現代美術家・原口典之氏の当地訪問
平成29年10月24日
10月15日より,現代美術家である原口典之氏が当地を約40年ぶりに訪問し,1977年からテヘラン現代美術館に常設されている「物質と知覚」と題されたご自身の代表作「オイルプール」の修復が実現しました。原口氏は, ミュンヘンのレンバッハハウス市立美術館での個展,東京国立近代美術館,ニューヨーク近代美術館でのグループ展に参加する等,国内外で活躍する日本を代表する現代美術家のお一人です。今回の作品修復は,ドイツ在住イラン人アーティストであるシリン・サバヒ女史の尽力により実現しました。原口氏の作品は,イラン・イスラム革命を経てなお40年ものあいだイランで愛されてきており,今後もこのような卓越した芸術家の功績を通じて,日・イラン文化関係の交流が更に深まることを期待します。
原口典之氏と代表作「オイルプール」 |
テヘラン現代美術館のポスター |