イランにおける新型コロナウイルス感染症拡大防止のための日本政府による緊急支援

　新型コロナウイルス感染症の全世界的な流行が大きな問題となっています。グローバルな人の往来が経済活動を支える現代社会において、感染拡大防止対策は急務です。
　このような観点から、日本政府は、イランによる感染症対策を支援する国際機関を通じて、イランに2,750万ドルの緊急支援を行ってきました。この支援には、医療従事者への技術支援やイランの医療施設への救援物資などが含まれています。
　日本政府は、この緊急支援がイラン国民の健康や感染症の世界的な拡大防止に寄与することを切に願っています。
 
＜各国際機関の活動内容＞
WHO:医療従事者に対する技術協力、医療機材供与
WFP:貧困層に対する生活必需品等の供与
UNHCR:アフガン難民施設に対する生活必需品等の供与
UNDP:医療システム強化のための技術協力
UNICEF:女性や子供に対する救援物資の供与
IOM:水際対策のための技術協力
IFRC:医療スタッフ及びボランティアに対する個人防護具の供与