塚田大使・ザリーフ戦略担当副大統領会談
令和7年1月19日



12月18日、約1時間に亘り、塚田大使はザリーフ戦略担当副大統領と二国間関係、地域・国際情勢に関し、中身の濃い対話を行いました。
ザリーフ副大統領は、日本の新政権発足に祝意を示しつつ、故安倍総理との会談や、日本の歴代の外相と行った数え切れないほどの会談を想起し、日本は最良の友好国の1つであり、イランと日本との関係の強化は、両国の利益と地域の平和と安定に沿うものであると述べました。
塚田大使からは、今週テヘランで行われた第32回日イラン次官級協議に言及の上、オルミエ湖及びその他の湖沼の復活・保全、アフガニスタン麻薬対策、過激主義対策、日本・イラン及び第三国を加えたシンクタンク交流等、両国間の最近の協力の積み重ねを紹介し、イランが積極的に進める近隣国との関係改善や国際社会への関与の方針を後押ししていきたい旨述べました。
その中で双方は、最近のシリア情勢、イランの核問題等の地域・国際情勢に関し、率直な意見を交わしました。