日・イラン外相電話会談

令和7年6月10日

 

 6月10日、午後2時頃から約30分間、岩屋毅外務大臣は、アラグチ・イラン・イスラム共和国外務大臣(H.E. Dr. Seyyed Abbas ARAGHCHI, Minister of Foreign Affairs of the Islamic Republic of Iran)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 1 両大臣は、イラン核問題に関し率直な意見交換を行いました。岩屋大臣から、我が国として核問題の平和的解決を強く望んでおり、米・イラン間の合意の機会を逃すべきでない旨強調しました。
  2. 2 また、岩屋大臣から、IAEAとの保障措置協定上の義務履行のため、イランが具体的な行動を取るよう強く要請するとともに、問題の平和的解決のために日本として最大限の外交努力を継続する旨述べました。
  3. 3 これに対し、アラグチ大臣から、イラン側の立場及び取組について説明がありました。
  4. 4 両大臣は、地域の平和と安定に向け、日・イラン間の様々なレベルで、引き続き緊密に対話を行っていくことで一致しました。