日本財団による「日本に関する英文図書100冊」寄贈式開催

平成29年11月20日
  平成29年11月15日(水)、テヘラン大学世界研究学部にて日本財団による「日本に関する英文図書100冊」の寄贈式が開催されました。政治・国際関係、経済・ビジネス、社会、文化、文学や歴史といった様々な分野で傑出した英文書籍が、白石 隆政策研究大学院大学副学長を筆頭に北岡 伸一東京大学大学院法学政治学研究科教授や山内 昌之東京大学大学院総合文化研究科教授(肩書きはすべて当時)をはじめとする10名の専門家からなる図書事業委員会で厳選され、日本財団より同大学へ寄贈されました。

  式典は、ゴルモハンマディ・同学部日本研究科研究委員による挨拶から始まり、テヘラン大学からは、アーメリ・テヘラン大学世界研究学部長、プールロスタミ・同学部教育・研究部長がスピーチを行い、図書寄贈に対する謝意が表明されました。その後、小林大使がスピーチの中で、日本財団の図書寄贈事業の紹介に加え、これまでの日・イラン関係の歴史を振り返りつつ、2019年の日・イラン外交関係樹立90周年に向け、当館とテヘラン大学世界研究学部の関係をより緊密なものにしていきたい旨述べました。

  スピーチの後、同学部の図書館にて寄贈図書が披露され、小林大使が芳名帳に署名し、小林大使とアーメリ学部長の間で記念品交換が行われました。

  また、今回の寄贈式には同学部日本研究科や外国語・外国文学部日本語・日本文学科の学生や当地でペルシャ語を勉強している日本人留学生も出席し、和やかな雰囲気の中、式典が行われました。最後には、テヘラン大学の学生より日本語で図書寄贈に対する御礼の言葉が述べられました。

 
アーメリ・テヘラン大学世界研究学部長によるスピーチ
 
プールロスタミ・テヘラン大学世界研究学部教育・研究部長によるスピーチ
小林大使によるスピーチ
 
ゴルモハンマディ・同学部日本研究科研究委員による日本語での挨拶
式典の様子
寄贈図書の披露
小林大使による芳名帳への署名
記念品交換および寄贈図書目録手交
参加者との記念撮影