オルミエ湖流域における持続可能な水資源管理総合計画(FAO連携)による国内外の関係者会合の開催

平成29年12月10日
  2017年12月4日、5日の2日間にかけて、国連食糧農業機関(FAO)とオルミエ湖救済委員会の共催により、オルミエ湖の再生に向けて国内外の関係者を集めた会合がシャリーフ工科大学にて開催されました。右会合は、オルミエ湖の危機的状況を踏まえ、2016年3月に日本政府が拠出した無償資金協力「オルミエ湖流域における持続可能な水資源管理総合計画(FAO連携)」の一環で開催されたものです。  

   開会式では、オルミエ湖救済委員会から日本政府の資金協力への感謝の意が表されると共に、在イラン日本国大使館から鈴木公使がスピーチを行いました。このほか、FAOや大学などの関係機関からこれまでの取組の成果が発表されました。  

  本計画は、今後4年間でオルミエ湖周辺の水需要(主に農業用水)を削減し、同湖への流入量の回復を図ることにより、オルミエ湖の生態の再生を目指し実施するものです。
 
スピーチを行う鈴木公使
参加者フォトセッション