黒田亜樹女史によるピアノ公演の開催

平成30年1月29日
  イタリアを中心に活躍されている日本人ピアニスト、黒田亜樹女史が当地を来訪し、1月18日(木)に大使館多目的ホールにて、また、19日(金)にファジル国際音楽祭に出演、ニヤバラン文化センターにてピアノ公演を実施しました。今回の公演では、日本人作曲家、高橋悠治氏が編曲したバッハの「バッキアーナ」や同氏作曲の「ハナガタミ」、アメリカ人作曲家、ヘンリ・コウエル氏の「富士山の雪(Snow of Fuji-Yama)」、ドビュッシーの「沈める寺」や「喜びの島」など、日本が連想される曲が演奏されました。日本人ピアニストが日本に関連する曲を当地で演奏することは非常に珍しく、黒田女史の演奏でファジル国際音楽祭のフィナーレを飾りました。両公演日ともほぼ満席となり、ニヤバラン文化センターのイラン人観客からは拍手とともに大喝采が起こりました。  
 
  今回遠路はるばるイランまでお越し下さった黒田女史に感謝申し上げます。
 

 
大使館多目的ホールでの公演
第33回ファジル国際音楽祭へ出演
バッハの作品を左手のみで15分間演奏
ペルシャ語通訳を介した演奏曲の説明