ショーレ・ゴルパリアン女史の外務大臣表彰受章

　2018年7月17日（日本時間），日本政府は，205個人，49団体への外務大臣表彰授与を決定し，その中で，イラン国民であるショーレ・ゴルパリアン有限会社スモールトーク代表（Ms. Shohreh Golparian）が外務大臣表彰を受章されました。
 
　ゴルパリアン女史は，イラン・イスラム共和国放送やNHKにおいて，通訳業務に従事された他，東京藝術大学グローバルサポートセンター特任助教等の役職を歴任され，芸術を通じた日本とイランとの文化交流の促進に多大な貢献を果たされてきました。
 
　ゴルパリアン女史は1989年から1992年の間，イラン・イスラム共和国放送にて日本語通訳・字幕翻訳担当を務められ，「北の国から」をはじめとする数々の日本映画をイランに紹介されました。
また，1999年に有限会社スモールトークを設立し，日・イラン合作映画制作及び字幕翻訳事業を通じて，二国間の文化交流の促進に尽力されてきました。同女史が当時制作に携わった「風の絨毯」等の日・イラン合作映画は日本でも高い評価を獲得し，注目を集めています。
 
　在イラン日本国大使館は，今後もショーレ・ゴルパリアン女史が二国間の芸術・文化交流の促進の分野における更なるご活躍をされることを祈念しております。