谷正人神戸大学准教授によるイラン伝統楽器サントゥールの講演・演奏会

平成30年9月13日
 平成30年9月6日(木),在イラン日本国大使館において,谷正人神戸大学准教授によるイラン伝統楽器サントゥールの講演・演奏会が開催されました。
 
 谷正人准教授は,日本の音楽大学在学中にイラン伝統楽器のひとつであるサントゥールと出会い,イランでの音楽留学や日本における音楽学研究分野での修士・博士号取得等を経て,現在は神戸大学国際人間科学部ミュージックコミュニケーションプログラムに所属され教鞭を執っていらっしゃいます。
  
 今回のイベントでは谷准教授と旧知の仲であるトンバク奏者であるジャラリアン氏が共演され,谷准教授によるサントゥールやイラン伝統音楽に関する講演並びにサントゥール及びトンバクのアンサンブルによる演奏会が行われました。本イベントにはイラン政府関係者,芸術関係者,教育関係者,メディア関係者,日本語学習者及び在留邦人等,多くの参加者が集まり,日本人である谷准教授による美しいイラン伝統音楽の演奏に耳を傾けました。
 
 来場者からは, 講演と演奏が交互にあったため,イラン伝統音楽の聴き方がわかり,谷准教授のお話を聞いた後だとサントゥールの音色をよりよく理解しながら聴くことができたという感想が聞かれました。

 今回の講演・演奏会の開催にあたっては,谷准教授及びジャラリアン氏に多大な協力を頂きました。ご協力及びご来館いただいた皆様に感謝申し上げます。

 
小林大使の挨拶
谷准教授の講演
演奏の様子(1)
演奏の様子(2)