平成30年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力の署名(その4)

 3月6日,齊藤大使とアフマド・エスキャンダリナサブ・ケルマーン州教育局長は,「ケルマーン州における遊牧民児童のためのプレハブ校舎設置計画」を実施するため,「草の根・人間の安全保障無償資金協力」による74,068ユーロの贈与契約に署名しました。
 署名式は,テヘラン市内にある国際海外教育センターにて,ゴラムレザー・キャリーミー教育省国際担当次官の立会いのもとで行われました。
 齊藤大使から,これまで日本とイランは両国の伝統的な友好関係に基づき,政治,経済,文化など,あらゆる分野で緊密な関係を深めてきた,その中でも近年,教育,医療,職業訓練などの分野の協力は人道上,特に重要だと考えており,引き続き政府機関やNGOと力を合わせていきたい旨述べました。
 さらに,齊藤大使は,2017年11月にイラン西部における地震により被災したケルマンシャー州の学校の復旧のためにも現在,同資金協力を実施中である,一日も早い学校の完成と児童・生徒の活躍を祈念する旨述べました。  

 
スピーチを行う齊藤大使とキャリーミー教育省国際担当次官
贈与契約書を交換する齊藤大使とエスキャンダリナサブ・ケルマーン州教育局長
 
 
【草の根・人間の安全保障無償資金協力について】
 日本政府が実施する「草の根・人間の安全保障無償資金協力」は,人間の安全保障の理念を踏まえ,草の根レベルに直接裨益するきめの細かい,機動的な対応が可能な援助です。
 在イラン日本国大使館は,1999年からこの草の根・人間の安全保障無償資金協力により,NGO及び地方政府を支援しています。その結果,教育,医療,民生環境,農村開発などの分野において,これまでイラン国内で140件のプロジェクトを実施してきました。
 日本政府は,イランにおいて人道,開発分野で活動するNGO及び地方政府に対して今後も支援を続ける予定です。