平成30年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力の署名(その5)

 3月11日,齊藤大使とラメザナリ・ハッサンザデー・北ホラサーン州農村上下水公社理事長代行は,「北ホラサーン州における農村住民のための飲料・生活用水アクセス改善計画」を実施するため,「草の根・人間の安全保障無償資金協力」による28,400ユーロの贈与契約に署名しました。
 国土の大部分が乾燥・半乾燥地であるイランにおいて,「水」は貴重な資源であり,近年のイランの危機的な水不足を踏まえ,人道上の支援の観点から,同契約に至りました。
 同契約の署名式は日本大使館で行われ,齊藤大使から,本プロジェクトの成功と,贈与する機材とともに,日本の人々が望む,両国の友好の拡大への想いが,北ホラサーン州の人々に届くことを祈念している旨述べました。


 
贈与契約書を交換する齊藤大使と
ハッサンザデー・北ホラサーン州農村上下水公社理事長代行(写真中央)
(左側:ダネッシュ国家上下水工学公社顧問,右側:カルカニ同公社危機管理防災局長)
 
【草の根・人間の安全保障無償資金協力について】
 日本政府が実施する「草の根・人間の安全保障無償資金協力」は,人間の安全保障の理念を踏まえ,草の根レベルに直接裨益するきめの細かい,機動的な対応が可能な援助です。
 在イラン日本国大使館は,1999年からこの草の根・人間の安全保障無償資金協力により,NGO及び地方政府を支援しています。その結果,教育,医療,民生環境,農村開発などの分野において,これまでイラン国内で140件のプロジェクトを実施してきました。
 日本政府は,イランにおいて人道,開発分野で活動するNGO及び地方政府に対して今後も支援を続ける予定です。