イランにおける洪水被害に対する緊急無償資金協力

令和元年6月23日
 
  1.  安倍総理大臣は、6月12日に行われた日イラン首脳会談において、ローハニ大統領に対して、イランにおける洪水被害に対する支援として、国連児童基金(UNICEF)及び世界保健機関(WHO)に対し、合計250万ドルの緊急無償資金協力を実施することを伝達しました。(6月11日決定)
  2.     この支援は、イランにおいて支援を必要とする人々に対し、水・衛生、脆弱な人々の保護、保健、教育等の分野への支援を実施することを目的としています。
  3.  この協力により、以下のような成果が想定されます。
  (1)給水施設の修復や小学校へのプレハブトイレの提供等を通じ、約6万人の人々の水・衛生環境の改善
  (2)テント又はプレハブによる臨時学習施設の設置等を通じ、約4万人の人々の教育環境の改善。
  (3)洪水により表出した地雷の回避教育等を通じ、約3万人の脆弱な人々の保護。
  (4)約16万人の人々を対象に、医療施設への医薬品や医療キットの提供。