日本の支援によるSTRONG FAMILIESプログラムのオープニング・セレモニーへの参加
令和元年12月1日
2019年11月19日-20日にテヘランのFerdowsi Hotelにおいて,日本が支援をしているUNODC事業のSTRONG FAMILIESプログラムが開催され,齊藤大使がオープニング・セレモニーに出席しました。
毎年,イラン国内では大量の麻薬が押収されており,イランにおける麻薬乱用は社会問題の一つとなっているなど,イランの薬物情勢は深刻です。そこで,日本はUNODCが実施する「国際的組織犯罪(違法薬物取引,人身取引,テロ資金対策)に対するイラン法施行能力の強化並びに薬物需要削減イニシアチブ」に約88万米ドルの拠出を決定しました。STRONG FAMILIESプログラムは本事業の一貫で,家族や子供を薬物,暴力,その他の社会的悪影響から保護することを目的として実施されます。
齊藤大使はペルシャ語で挨拶を行い,「麻薬取引は世界全体にとって非常に深刻な脅威です。このため,日本政府は世界の安全保障問題に対処するために継続的に注力しており,その国際的な使命を果たす上でUNODCを支援してきた長い歴史を持っています。日本政府の貢献がその目標の達成に役立つことを願っております。」と述べました。![]() 齊藤大使の挨拶
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