在イラン日本国大使館
プレスリリース
2008年12月8日
日本政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力に関する
契約署名について
地方政府やNGOに対する支援を通じて日本政府が掲げる人道・開発問題に関する目標を達成するため、2008年12月3~8日にかけ、在イラン日本国大使館の相川一俊公使は、6団体(政府機関及び現地NGO)と7件の草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトの資金供与(計416,810ユーロ)を行うための契約を交わした。
草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトにおいて、麻薬中毒患者治療支援施設の建設(ケルマン州、シスタン・バルチスタン州で計3件)、農業施設の建設(ケルマン州、ヤズド州で計2件)、医療機材の供与(テヘラン市、ホラサーンラザヴィ州で計2件)が実施されることになっているが、これらのプロジェクトにより、それぞれの地域が抱える麻薬・貧困や医療サービス等の問題の解消に寄与し、人々の生活水準や生計能力の向上に資することが期待される。
日本政府は、イラン国において人道・開発分野で活動する地方政府、非政府組織(NGOs)や非営利団体等に対して今後とも支援を続けていくつもりである。
本件に関する問い合わせについては、当館経済協力班に願いたい。
Tel. No.: 88721793 Fax: 88718507
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