平成25年10月2日から3日まで、ファールス州シーラーズ市にあるパルスホテルにおいて、約80名のイラン内務省等の移民担当者を対象とした、移民に関する能力育成セミナーが開催されました。同セミナーは日本の拠出金によりIOMが実施しているプロジェクトの一つです。
イランは、30年間以上にわたり、アフガニスタンからの難民をパキスタンに次いで受け入れており、人口が7500万人のイランに、非登録難民も含めると約300万人のアフガン難民がいるといわれています。これまで日本は2009年5月の中曽根外務大臣(当時)イラン訪問時にイランとの間で行った共同記者発表「アフガニスタン支援に関する日・イラン協力」を踏まえ、イランにおけるアフガニスタン支援を実施しています。
同セミナーには在イラン日本国大使館より中垣書記官等、イラン側よりフィルーズアバディ・ファールス州副知事、ゴラミ・内務省外国人移民管理局ファールス州事務所長、ナスロラヒ・内務省外国人移民管理局次長が参加しました。 |