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JICA 第三国研修(稲作技術)
閉講式の開催

平成25年5月29 日に、マーザンダラン州マフモーダバッド市の「ハラーズ農業普及技術開発センター」(Haraz Extension and Technology Development Center)において、第三国研修(稲作技術)に係る閉講式が開催されました。
第三国研修とは、例えば日本とイランが連携し、第三国(アフガニスタン)からイランに研修員を招聘し行う研修のことであり、本研修は2009 年5月に発表した共同プレスリリース「アフガニスタン支援に関する日・イラン協力」に基づいて行っているものです。
イランとアフガニスタンはほぼ同一の言語・文化を持っていることから、日本がイランに対して普及した稲作技術を、イランを通じてアフガニスタンに普及させる本研修は、費用対効果が大きいものと考えられます。 
今回は15 名のアフガニスタン政府関係者をイランに招聘し、約4週間に渡って研修が行われました。
なお、研修が行われたセンターは、1999 年からJICA によって実施された技術協力プロジェクトにより必要な農業機材等が整備され、職員養成が行われたセンターです。

   閉講式には、在イラン日本国大使館より羽田浩二特命全権大使が、JICA イラン事務所より竹内康人所長が参加し、G. R. Rayatpanah 研修所所長及びMashayekhiマフモーダバッド市長と共に、研修生への修了書の授与等を行いました。

写真1:スピーチを行う羽田大使

写真2:修了書授与