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在イラン日本大使館からのお知らせ
(2015年11月16日現在)
今後のイランの気象予測について

 

 当館では,複数のイラン関係機関等から本年のイランにおける気象予測を入手いたしました。何れの政府機関も以下の通り予測しています。

1 本年はエルニーニョ現象により,気候への影響が非常に大きいと予想される。
2 非常に寒くなり,降水量もかなり多くなる見込みである。
3 イラン暦1386年(西暦2007年)の冬と同様の厳しい冬となる見込みである。

 なお,これらイラン政府機関においては,所属の下部機関に対して,自然災害発生に備え災害対応の体制に万全を期すこと,また,気温低下のため電気消費量の増加が見込まれることから発電用の天然ガスの調達及び備蓄について万全の体制で臨むよう指示が発出されています。

 テヘラン市は,アルボルズ山脈の南側の裾野に広がり,海抜1000メートルから1800メートルに位置しています。テヘラン市内全体は,北から南へ緩やかに傾斜しており坂道が非常に多く,11月1日には早くも初雪が確認されており,気象(寒冷化)の影響を非常に受けやすく,降雪した場合には,これまで必要がなかったスタッドレスタイヤ等が必要となります(普通タイヤでは事故に繋がる可能性があります)。

 特に車両で移動される方におかれては,スタッドレスタイヤの準備等を十分に行なわれるよう,また,公共交通機関を利用する方におかれましても降雪時の代替交通機関の想定等を十分に行い,安全な移動手段を確保するようお勧め致します。

在イラン日本大使館
領事班
電話:(+98)-(021)-22660710(代表)
FAX :(021)22660747
e-mail:consular@th.mofa.go.jp
HP  :http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html