Search :

【注意喚起】邦人旅行者の被害(ナイフを使用してのひったくり事件)

8月16日午後、シーラーズ市内を観光中の邦人旅行者2名が刃渡り約50センチのナイフで斬りつけられ、所持していたカメラを奪われるという事件が発生しました。
犯人はバイクの二人乗りの男で、人通りの少ない路地を歩いていた邦人旅行者2名の後ろからバイクで通り過ぎ、前方で停車して平然を装い、邦人被害者が側を通り過ぎようとした瞬間に、上半身にたすきに掛けしていたカメラのひもをいきなり切りました。邦人被害者がとっさにひもをつかんだところ、もみ合いになり、左膝を約10センチにわたって切られた上、カメラを奪われました。
ナイフを使用しての路上強盗は、一昨年来その発生件数が徐々に増えており、テヘラン市内でも数件の邦人被害が報告されています。
昨今の国内経済情勢の悪化等により、強盗被害が増加の傾向にありますので、外出する際には、下記事項に十分に注意してください。
【注意事項】
・当国の治安を安全だと過信(誤解)しない。
・単独での行動は可能な限り控え、複数人で周りの状況に注意しつつ行動する。
・日中であっても、人通りの少ない道は避ける。
・身の安全を第一に考え、犯人に対して抵抗しない。
・デジカメやスマートフォン等の高額機器は、路上等不特定多数の面前での使用はなるべく控える。