９月４日、イラン国内で邦人が被害者となる強盗傷害事件が発生しましたので十分注意してください。
イランにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在イラン日本国大使館
９月４日（日）午後８時４０分頃、マーザンダラン州ラムサール市内において、邦人旅行者（男性）が被害者となる強盗傷害事件が発生しました。
１ 被害状況
被害者によれば、同市内の路上でタクシーの呼び込みを装った２人組の犯人（イラン人とみられる。英語片言）の普通乗用車に乗ったところ、人通りのない場所で突然降車させられ、被害者所有のリュックサック（現金、ノートPC等在中）を、必死に抵抗する被害者の左腕部に噛み付くなどして反抗を抑圧の上強奪し、逃走したとのことです（被害者は左腕部を軽傷）。
２ 注意喚起
同様の被害に遭わないために、下記事項につき、注意して頂くようお願いします。
・タクシーの呼び込み等にはなるべく応じない。
・タクシーの利用に当たっては信用できるタクシー業者の選定に努めるとともに、不審点が少しでもあれば利用を避ける。
・貴重品は身に付けて携行し、鞄は肩からたすき掛けにするなど、犯人から狙われないように工夫する。また、必要以上の多額の現金、貴重品は持ち歩かない。
なお、当館が把握する限り、本年８月以降、邦人旅行者を対象とする強盗事件等が立て続けに３件発生していることから、注意が必要です。上記安全対策のほか、報道等において最新の治安情報を入手するなどして、自らの安全確保に努めてください。
３ 連絡先
在イラン日本国大使館領事班
電話：(+98)-(021)-22660710(代表)
FAX ：(021)22660747
e-mail： consular@th.mofa.go.jp
HP：
http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html
